病院ごとに担当医が付いて画像診断を行います
他社の遠隔読影サービスのほとんどは担当医師制度を取っていません。
その都度読影医師が変わります。
YUCOM.3Wise Radiplogyは病院ごとに担当医師が付きます。
貴院にとっては常駐の放射線科医師がいるように感じることでしょう。
実際の患者とかかわりあいを持つ医師と連携し、診断や治療をスムーズに行えるようにします
実際の患者と関わり合いを持つ医師と画像診断を行う放射線科医師のスムーズな連携は医療の質を向上させます。
YUCOM.3Wise Radiologyでは電話やメールを活用したコンサルテーション対応も可能です。
患者ごとの診断や治療の方針相談にも担当医師が直接応じます。
至急読影にも対応いたします
至急読影にも別途対応いたします。
読影医師とのホットラインを事前に取り決めておきます。
YUCOM.3Wise Radiplogyが関わることで生まれた成果事例
単純X線写真や単純CT画像では発見することができなかった症例を、臨床家と放射線技師とYUCOMの医師の連携より発見に至ったいくつかの事例を以下に紹介します。
YUCOMの放射線科医師とCTの便利な活用法
YUCOM.3Wise Radiologyの遠隔読影サービスを利用することで、撮影アドバイスや診断アドバイスを受けることができます。
放射線科医師が関わることで得られた成果事例を以下に示します。
放射線技師にMRP画像作成を指示して成長障害の可能性があることを判断できた症例
読影依頼画像では骨折箇所が不明瞭でした。
YUCOM.3Wise Radiologyの読影医師が技師にMRP画像作成の指示したことで、骨折による成長障害の可能性を判断できました。
- CTのMPR画像作成でどこにあるか不明瞭な骨折の診断も容易になります。
- MPR画像は基の横断像からコンピュータ処理で行います。
- この画像構成は放射線科医から技師に指示して作成します。
- この患者様は脛骨骨端線(背を伸ばす領域です)損傷(骨折)と診断され、外科的に治療しています。
- 成長障害の可能性があることをCTで判断できた症例です。
複数の画像から遺伝子疾患を判断できた症例
37歳男性、腹痛、腹部腫瘤を自覚、腹部造影CTを施行。
その後、内科医が患者の歯の異常に気づき、顎関節単純X線写真および頭部CTを依頼、放射線科医が歯牙の奇形と下顎および頭蓋骨に多数の骨腫(→)があることを診断しました。
これらの所見よりYUCOM.3Wise Radiologyの読影医師はGardner症候群を疑い、内科医に注腸造影検査を行うように依頼しました。
注腸造影検査では、Gardner症候群に特徴的な多発大腸ポリープが指摘できました(○印)。
腎腫瘍と高血圧精査の為に造影CTを行い悪性腎腫瘍の疑いを指摘した症例
38歳男性、高血圧で来院。
腎臓に原因のある高血圧が疑われています。
単純CT(造影剤を使用しないCT)のみでは、左腎臓に腫瘤があることだけしかわかりませんでした(そのほか、胆石があります)。
YUCOM.3Wise Radiologyの読影医師と患者様ご担当医師連携により、腎腫瘍と高血圧精査のために行われた造影CTです。
腎腫瘍の場合は造影剤を投与後2回撮影を行い、腎臓の内部の染めわけを行います。
左腎臓にある腫瘤は内部の造影効果の乏しい悪性腎腫瘍、もしくは出血している腎のう胞と診断できます。
また、腎高血圧の精査も造影CTを行うことで同時に評価できます。
造影早期層を利用し、コンピューター処理を行うと、血管を主体としたMPR像が作成できます。