インターネットクラウドを活用した遠隔読影

遠隔読影とは

  • HOME »
  • 遠隔読影とは

地域医療における画像診断の現状

1.画像診断の結果を得るまでに時間がかかる

来院した患者のCTやMRIの撮影を行なって画像が必要な場合、これまでは以下の手段しかありませんでした。

  1. 宅急便を使って遠方にいる放射線科医師に画像を送らなければならない
  2. 放射線科医師の来訪診断を待たなければならない

これらの手段を利用した場合、画像診断結果が分かるまで1週間以上もかかるなどの問題があり、医療処置の遅れを招いてきました。

2.遠隔読影システムは高価な為に導入できない

多くの病院において、画像診断の質の向上と医療処置の迅速化を求めて、遠隔読影システムの導入を検討するですが、システムの初期導入費用や維持費用が高額であるために、一定以上の規模の病院でなければ利用できませんでした。

本来、遠隔読影は医師の数が少なかったり、都市部から離れているために必要となる医療サービスであるにも関わらず、地方で地域医療を担う病院にとってその負担は大きく、遠隔読影の必要性や利便性があったとしても、導入することができるのは一部の病院に限られていました。

3.導入後のシステム不具合に対する不安

遠隔読影システムを導入した後においても、不具合が発生した場合は専門の技術者がいなければ対応できないために、運用面の不安が伴うのもこれまでの課題でした。

遠隔読影活用方法

YUCOM遠隔読影を利用することで、撮影アドバイスや診断アドバイスを受けることができます。
単純X線写真やCT画像では発見することができなかった症例を、レポートに記載されているYUCOMの医師のアドバイスにより発見に至ったいくつかの事例を以下に紹介します。

活用例1

MPR画像作成

WS000000

  • CTのMPR画像作成でどこにあるか不明瞭な骨折の診断も容易になります。
  • MPR画像は基の横断像からコンピュータ処理で行います。
  • この画像構成は放射線科医から技師に指示して作成します。

CT撮影後の治療

WS000001

  • この患者様は脛骨骨端線(背を伸ばす領域です)損傷(骨折)と診断され、外科的に治療しています。
  • 成長障害の可能性があることをCTで判断できた症例です。

活用例2

複数の画像を使っての遺伝疾患の診断

WS000002

  • 造影剤を使用して、タイミングよく撮影すると、腹部臓器同士のコントラストがついて病気の診断がしやすくなります。
  • 本症例では、腹腔内に10cm以上ある肉腫が認められます。肉腫の内部には壊死を伴っています。

WS000007

  • その後、内科医が患者の歯の異常に気づき、顎関節単純X線写真および頭部CTを依頼、放射線科医が歯牙の奇形と下顎および頭蓋骨に多数の骨腫(矢印で指した箇所)があることを診断しました。これらの所見よりGardner症候群を疑い、内科医に注腸造影検査を行うように依頼しました。注腸造影検査では、Gardner症候群に特徴的な多発大腸ポリープが指摘できました(○印)。
  • このように放射線科医は実際の患者さんとかかわりあいを持つ医師との連携し、診断や治療をスムーズに行うことができます。

活用例3

造影剤を使用した画像診断

WS000004

  • 38歳男性、高血圧で来院。 腎臓に原因のある高血圧が疑われています。
  • 単純CT(造影剤を使用しないCT)のみでは、左腎臓に腫瘤があることだけしかわかりません(そのほか、胆石があります)。

腎腫瘍精査用の 造影CT検査

WS000005

  • 腎腫瘍と高血圧精査のために行われた造影CTです。腎腫瘍の場合は造影剤を投与後2回撮影を行い、腎臓の内部の染めわけを行います。左腎臓にある腫瘤は内部の造影効果の乏しい悪性腎腫瘍、もしくは出血している腎のう胞と診断できます。

WS000006

  • また、腎高血圧の精査も造影CTを行うことで同時に評価できます。
  • 造影早期層を利用し、コンピューター処理を行うと、血管を主体としたMPR像が作成できます。

サービス紹介

お知らせ

PAGETOP